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聖地に産する希少な水晶「カイラス水晶」

カイラス山について

カイラス山とはチベット高原西部(ンガリ)に位置する独立峰です。
標高6656m。
チベット仏教のみならずヒンズー教やジャイナ教、ボン教(チベットの伝統宗教)にとっての聖地として信仰されている山です。

カイラス山は仏教では周囲の峰や聖なる湖で形成される曼荼羅の中心にそびえる須弥山として崇められ、チベット語でカン・リンポチェ(尊い雪山)、カンティセ(魂の山)と呼ばれていました。
またヒンドゥー教では、山頂でシヴァ神が女神パルヴァティと共に瞑想していたという伝説が残ります。

このように多くの信者が憧れる巡礼の山であるため、篤く守られ現在も登頂を許されていない未踏峰の聖山です。

1930年代、イタリアのチベット学者により「世界の中心として天と地を繋ぎ、神々が住まう水晶の宮殿」と紹介されたこともあります。
また、かつてチベット仏教の僧侶は霊山の水晶をいただくことを尊い修行のひとつとしていました。

カイラス水晶について

カイラス水晶はその聖なる山「カイラス山」から採れた水晶です。
「採れた」とはまさに、その通り。
先ほどご紹介した通り宗教上の理由で篤く守られているため、多く出回るような水晶ではありません。
一度、何十年か前に出回った事がありましたが、その後採れなくなり市場から消えていました。
しかし、令和元年に突如として出回り、当店とお付き合いのある問屋さんがその際に買い占めたそうです。
出回ったと言っても、前述の通り聖なる山ですので、採掘場所などは明らかにされていません。

このように非常なる希少品ですが、インターネット上で「カイラス水晶」と検索すると結構ヒットします。
しかしその問屋さんの見解では、どうにも怪しい気がするとのことです。
天然石は「紛い物」が非常に多く流通しているため、その「カイラス水晶」が偽物である確率は非常に高いと考えます。

これまで書いてきたようにカイラス水晶には「希少」「神秘」「神聖」というようなイメージがつきまとうため、「聖なる山から採れた聖なる水晶」と謳えば儲かるのでしょう。
(状況的にはアンダラクリスタルと似たような状況ですが、アンダラクリスタルは完全なる偽物です。)

ですので、収集される方は真贋を見極める力が必要となりますが、当店で取り扱っているカイラス水晶は上記の通り間違いなく本物です。

どうかご安心ください。

カイラス水晶の見た目について

今回ご紹介するカイラス水晶はネパール側から入境し手掘りで採掘されたものです。(採掘場所はお伝えできません)
外見的には、雪のように純白の根本から上部に向かって清らかな透明に変化したものが多く、表面をうっすら覆う褐鉄鉱により朝日を浴びたように金色に変化した結晶も見られます。
雪を残す霊峰の山肌そっくりに刻まれた条線、ダブルターミネイテッド(両剣)、レイザー、バーナクル、ツインなど、さまざまな形状が美しい貴重な水晶たちです。

見た目はそれほど綺麗な水晶には見えないかもしれませんが、実際に手に持ってみて私が感じた感想は「この世のものとは思えない」でした。

また理由は不明ですが、明らかに「軽い」水晶です。

ガネッシュヒマールや、モンドクォーツなど、高密度が特徴の水晶よりも軽いことはもちろんですが、高密度ではないと普段我々が感じている水晶と比べても非常に軽いです。

聖地中の聖地で育った水晶であるためにより神の領域に近いからというのがその理由かもしれないと考えています。

カイラス水晶のエネルギーについて

カイラス水晶はエネルギー的には非常に強く、その強さはフェナカイトに似ています。
しかし、フェナカイトとは明らかに違ったエネルギーを持っています。
体感として松果体に直接作用するような力を感じます。
具体的には目の前に置いておくと松果体を中心として後ろに強く押されるようなエネルギーを感じます。

これらのことから、以下が私が解釈するカイラス水晶の「効果」となります。

カイラス水晶は松果体を活性化させる力を持ちます。
そしてその活性化により、より魂との繋がりが強化され魂の声を聞きやすくなるでしょう。
また、カイラス水晶を身近におくことで「魂」と「自分」の距離を縮め、その連携が強化されます。

当店のカイラス水晶について

このように聖なる山「カイラス山」から採掘されたカイラス水晶は強く聖なるエネルギーを持つために、探している方も多いようです。
しかし、前述のように残念ながら偽物が多く出回っている状況です。
そんな状況の中、「間違いない本物」である当店のカイラス水晶は、聖なるエネルギーをお探しの方にまさに朗報になることと思います。

店内で全てのカイラス水晶を見る

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