フローライトの特徴・効果・浄化方法

Fluorite

凝り固まった思考パターンや抑圧された感情から自分自身を解放するよう促す。

特徴

フローライトは、フッ化カルシウムの結晶です。
金属を精錬する際、フローライトは不純物の融点を下げるためのフラックス（融剤）として使用されます。
融点が下がるため、不純物がより溶けやすくなり精錬したい金属から分離しやすくなります。

鑑賞の観点ではフローライトはグリーンからブルー、パープルとカラーバリエーションが豊かで、グラデーションが美しい石です。
和名「蛍石」は火の中に投じるとパチパチと音を立てて蛍光を発して飛び交うことから名付けられました。
原石の結晶の多彩さや美しさから鉱物標本としての人気も大変高い石ですが、硬度が低く欠けやすいため、ジュエリーとして加工されることはほとんどありません。
フローライトの語源はラテン語で流れるという意味の「fluere」です。

主な原産国はアメリカ、イギリス、カナダです。

石の持つ力

凝り固まった思考パターンや抑圧された感情から自分自身を解放する

大人になるにつれて凝り固まった思考パターンや抑圧された感情から自分自身を解放するよう促します。
脳を活性化させて思考の幅を広げ、受験のお守りなどにも最適です。
問題解決を助ける働きがあり、悩める人の目の前の霧を晴らすように解決の糸口を照らしてくれます。

石の色により効果が異なるとされます。
・透明…インスピレーションを高める
・紫　…精神性を高める
・青　…コミュニケーションを高める
・緑　…感情の保護
・黄　…協調性を高める

石言葉

集中力、無邪気な発想、明晰性、問題解決、受験のお守り

取扱の注意

水溶性の鉱物なので水分に長時間浸すのは厳禁です。
また高度が低く傷がつきやすいため取扱には注意してください。

鉱物パラメータ

主な産地

アメリカ・イギリス・カナダなど

モース硬度

4

結晶系

等軸晶系

浄化方法

ホワイトセージ、パロサント、水晶クラスター、音、月光浴による浄化をおすすめします。
水溶性のため水や塩などは避けたほうが良いでしょう。
また、日光浴は退色の心配があるため避けたほうが無難です。
浄化のやり方についてはこちらをご参照ください。

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