六芒星と天然石
天然石は原石のまま楽しむ、形状を加工されたり表面を研磨された石を楽しむなど様々な楽しみ方がありますよね。
人それぞれ様々な楽しみ方があるのが天然石の魅力の一つですが、加工された形状に意味を持つものも存在します。
今回ご紹介する六芒星の形状もその一つです。
この記事では六芒星の形の持つ意味やその力についてご説明した上で、六芒星型に加工された天然石の持つパワーについて書いていきます。
六芒星とは
正三角形を上下に二つ組合わせた形のことです。
六芒星を分解した時に現れる上向きの三角形と下向きの三角形にはそれぞれ意味があると考えられています。
【上向きの三角形】
スピリチュアル的な世界の存在、外から影響を受ける原理、物質の霊への上昇
【下向きの三角形】
物質レベルでの理想や安定、自ら働きかける原理、霊から物質への下降
つまり六芒星は肉体と魂の調和を意味するのです。
その他にも潜在意識と顕在意識、陰と陽、天と地、火と水など相反するエネルギー全てを表しているとされます。
相反するエネルギー同士を見てわかるのは、どちらかが欠けてしまってはバランスが取れないということ、どちらかが欠けてもいけない。バランスこそがこれらを存在せしめているということです。
このことを表し異なるエネルギー同士の調和を表したものが六芒星です。
六芒星には封印を解く力や、破邪の力があるとされますが、これは六芒星が表現する相反するエネルギーの理想的なバランスが強力なパワーを生んでいるからと考えられています。
六芒星は魔除けの印
六芒星は古来より魔除けとして使われてきました。
六芒星は五芒星と同じく一筆書きができます。
一筆書きをしたときに切れ目がなくなるので悪霊を結界の中に閉じ込める、または中に入らないようにできると考えられているからです。
日本では六芒星を籠目紋と呼んでいます。
竹で編んだ籠を見ると、六芒星の星が連なって見えることから「目籠」と言います。「目籠」には、線と線が交わったところがたくさんあり、その部分が目になるのです。そのたくさんの目を悪霊が怖がるので魔除けになると考えられていました。
この籠目紋が伊勢神宮の石灯籠に刻まれていることが知られていますが、実は伊勢神宮だけではなく京都や各地の神社などでみられます。
このように六芒星は魔除けのパワーがあります。
世界中でパワーのあるシンボルとして扱われています
さらに六芒星は世界中で使われています。
・ユダヤ教
「ダビデの星」として有名で神聖な印として扱われています。
・西洋錬金術
「賢者の石」の象徴として六芒星が使われます。
・インド
「ヤントラ」と呼ばれる神聖な幾何学的な図の中央に六芒星が配置されています。
・中世ヨーロッパ
最強のクリスタルグリッドとして六芒星が使われています。
他に数えあげればきりがないほど。
六芒星は世界中でパワーのある神聖な形として扱われています。
六芒星型をした天然石について
天然石の世界では六芒星の形状をした天然石はエネルギーを拡散、拡大させる力を持っているとされます。
ですので、六芒星の形状をした天然石は六芒星以外の形をした天然石よりも強いパワーを放っているといえます。
当店で取り扱っている六芒星型の天然石は、外周を六角形（ヘキサゴン）に補正した形をしていますが、正面から見るとくっきりと六芒星の形を見ることができます。
手に持つと、確かに原石やほかの形に整形、研磨された天然石よりも強いパワーを感じます。
当店で取扱の六芒星形天然石
最後に当店で取り扱っている六芒星型の天然石をご紹介します。
当店の六芒星型天然石は、熟練した職人が一つ一つ天然石と対話しながら手作業で研磨したものです。
手作業なので一つとして同じ大きさのものがありません。
これまで書いてきたそのパワーもさることながら、さすがは神聖な六芒星の形状から導かれるシンメトリー（対称性）の高さや物の形としての完成度にほれぼれとするような仕上がりとなっています。
上述したように、六芒星の形そのものに封印を解いたり破邪の力があるため、お守りとしてポケットの中に忍ばせたり、いつも持ち歩くカバンやお財布の中に入れて常に身の回りに置いておくと良いでしょう。
六芒星は石の力も強化しますのでその石の強化されたエネルギーを期待して自分が強化したいエネルギーの石を持つも良し、すべて取り揃えて飾っても良し。
一度手にすると、その重み、感触、煌めきにとりこになることでしょう。
ぜひ、お楽しみいただければと思います！
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