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第三章天然石と内観18

内観のやり方

第三章天然石と内観18

『怒りの内観中に届いた社長さんの講義『波動の法則」のシンプルな言葉』

内観をしていると、すっかり忘れていたことを思いだす出来事が起こります。
4月にわたしの内観史上最大に怒りの感情が大爆発し、何時間も号泣した出来事がありました。
でもその号泣の感情の根っこは『石たちに導かれて体験編に書くほどのことじゃない』って自分でスルーした出来事だったんです。
そのままスルーしてまた忘れてしまっていました。
だけど向き合うべきことの向き合いは避けられないということがよく分かりました。

最近たいせつな人からひさしぶりにメールが来て、かなり深い記憶が蘇りたくさん泣いて向き合っていた、と聞きました。
それを聞いてわたしは自分に起きた大爆発の内観を思いだし、そのとき社長さんの『波動の法則』をリアルになぞる体験をしたことを思いだしました。

きっかけはエンジェルシリカという初めて出逢ってすごく気になった石でした。
だいすきな紫色というのもあるけど、エンジェルとついたステキな名前にも惹かれました。
アメジストとはまた違うまろやかな紫色。だけど透明感のある光を感じて気になりました。
だいすきなムーンストーンみたいな静かな光が深くに届いていくのを感じ、ふしぎにすごく落ち着く石だと思いました。
だけど商品説明に書いてあることは、潜在意識にあるネガティブを克服し解放する、などけっこう深く激しく大変なこと!
しかしそれはどんどん清らかな愛になりたいわたしの『望むところ』でした。

エンジェルシリカが届いて手に持つと静かに抵抗なくスーッと浸透して深くに沁みていく、そんなエネルギーを感じました。
このときエンジェルシリカといっしょにセレナイトやローズクォーツ、水晶に囲まれたアメジストハートを迎えて、石を選ぶ全体的なテーマは『透明な愛』でした。
深くに透明に澄んだ愛を浸透させたい、と思ったのでした。
クリーニングの予感を感じていたのだと思います。

このあと人生最大の怒りと悔しさに飲まれるのだけど、どのように社長さんの講義『波動の法則』がわたしの内側から働き、効き目があったか。
前にもおなじような内容を書いたかもしれないけれど、内観中にはいきなり激しい感情に飲まれるときがあります。
そのときに忘れずに、『波動の法則』を思いだすと、また愛のほうへ波動が高いほうへ自分の意思で戻ることができるから、覚えていてほしいと思います。
そのときのインスタグラムの投稿を一部加筆して書き写します。

ある日、ピュアレイブレスレットに透けたアクアマリンの色を見ていたらカラフルな気球が空に飛び立ち浮いていく映像が脳内に再生されました。
オモリをドスンドスンと落としていくその音や振動。
オモリを落とすほど気球が軽くなり空へ急上昇するかんじ。その風。

空のいろんな高さに気球が浮かんでいるその映像を見ながら『内観ってこれだ!』って思いました。
オモリがあるほど地面に這うように生きます。
それでも生きていけるけど、オモリを手放せば上昇してふわぁって軽やかな世界にいるようになる。
そのオモリは自分の手で切り離します。
そして上昇するんです。
上昇するほど近くにいる気球は変わるし、見える景色も遠く広く、視点が変わります。

それは最近聞いた、すごく分かりやすい社長さんの講義『波動の法則』の
波動が高い『すばらしい、うつくしい、誠実、真実、慈しみ、愛』
波動が低い『ひどい、醜い、裏切り、偽り、恨み』
を思いださせました。

気球がどれくらい上昇するかも自分次第。
その日の天気や風を読み自分を安全なところに運ぶよう考えるし、見晴らしよくきもちよく飛行できるようにするでしょう。
『波動の法則』と気球の映像が合わさって、わたしのなかで法則の理解が映像化しました。
この講義、すばらしかったのは『波動が高い』をすごく簡単で具体的な言葉や図で示してくれていることです。

この講義を聞いた後、エンジェルシリカが届いてすぐに長年の鬱憤が噴出するきっかけとなった出来事が起こりました。
それは出来事としては呆気にとられるほど、なんだそれ!っていう単なる『勘違い』の話でした。
だけどそのとき、一方的に勘違いしてきた人から発せられたわたしに対するあらぬ疑いや縁を切るような強い言葉がわたしの深くを揺さぶりました。
見るべき感じるべきはこの出来事の奥にありました。

『どうしてわたしが消されないといけないの!』と怒りのあまり涙が止まらなくなっていました。
出来事を超えて自分とは別人みたいな激しい感情が収まらず、『どうしてわたしが疑われるの!』って激しい声がして、子どものころの悔しかった感情に繋がりました。
あと、それは『夢に見た人』との出来事でもあったから、自分が見る夢への不信感にも繋がってしまいました。
夢を信じて澄み清らかにここまで来たのに自分を信じるきもちをぐらつかされて、この人はいったいなんなのだ!と激しく憤りました。
夢にも天然石にも自分にも否定されたみたいに思ってしまいました。
わたしが生きる居場所はここではないのかも、とまで思わされました。

わたしは悪くないのにどうしてこんな思いをしなくてはいけないのかって、何時間も泣きました。
無実や無力や、反論も言い訳もできないかんじが子どものころの悔しさに通じて、親に愛されていつも守られていた姉妹と、いつも怒られがちだったわたしの、親との親しさからくる不平等の悔しさが今も悔しいのだと、それも気づきました。
わたしのなかが真っ黒な黒煙と、あちこちでドカーンと噴き上げる赤い炎の映像だけになりました。

そういう実際に『波動が低く』怒りに感情的になってしまったときに、まわりは見えません。
だけどこれまで必死に内観をし、愛のほう、光のほうを意志固く目指してきた年月があるからこそ、この状況のなかでもこの状況を客観視して分析し始める自分がいました。
溶岩と噴き出す炎の景色のなか『波動の法則』の図解がまるで目の前にあるみたいに紙が広げられて見ました。
怒りに燃えながらも具体的な言葉と簡潔な図だったから目に入り読むことができました。
講義を聞いて、図を見て、話を胸に仕舞っていたから、怒りの最中にも内側から効き目があったのだって思います。

気球のオモリを落とすみたいに、心のなかの重たいモノをドスンドスンと手放してしまう。
涙を流しながら、今これが起きている、と思いました。
胸のなかを占めていたそのオモリの空間には、今自分が持ってる天然石たちを素早くはめこんでしまう!
これでもうここには今までみたいな重たい意識は入れません。
この思考の流れに、自分がやってきた心の鍛錬の成果を感じていました。
この冷静さも印象的でした。

これからはちゃんといつも自分で波動を上げて生きていける、っていう自信に安心しました。
生きていればいつでもなにかあります。
だけど『だいじょうぶ』『戻れる』っていう自分になることがたいせつ。
カラフルな気球の映像を見たとき、気球の膨らんだ内側をエネルギーが噴き上げていました。
自分の内側を『気』を満たすってこういうことだ、と思いました。
気を満たすこと、オモリを落とし浮上することは自分の考えかたや行動でコントロールできます。

子どものころによくありがちなことと思うのだけど、いつもわたしが悪いと決めつけられて怒られて、説明を言い訳と取られて話を聞いてもらえなかったこと。
これでいつも悔し泣きをしていたのにオトナになったわたしにまで、それらのことを『たいしたことない』と判断されて心の隅に追いやられたこと。
再び言い分を聞いてもらえなかった悔しい悲しい想いのカケラたち。
この溜まりに溜まったひとかたまりが大きかったのです。

ドッカーンと噴火させる機会を与えられて、そのあと感じたのは奥底にかなりの空間が広がったこと。
たくさん泣いたのもあるだろうけど奥底が広々スカスカになり、本当に心が軽くなりました。
オモリが切り離されたと思いました。

このきっかけとなる出来事が無かったらこの大爆発するほどのエネルギーはどうなったんだろう、って思います。
天然石が愛だから、結局は内観をするわたしにいちばんふさわしいカタチでいつか手放しの出来事は起きたと思う。
わたしがこの出来事から学んだのは、キズに大きいも小さいもなく、キズはみんな癒されたい、っていうこと。
分け隔てなく平等に、です。そう思います。

心はスッキリしたけどキズついたわたしのキズが深く、なにをする気も湧かずにずっとセレナイトとローズクォーツを握っていました。
自分を癒す、自分を愛する、と意識していました。
偶然選んでいたアメジストも、色やハートのカタチが『愛』そのもの。
見るだけで考えなくても『愛』を連想する石たちがわたしに集まり寄り添ってくれていました。

そもそもの原因はわたしが子ども時代のわたしの声をムシしたからだから、今回は立ち直るまで何日でも自分の心に寄り添うことを優先し、自分に優しく過ごしました。
自分を癒しながら心の奥底は光が当たり、軽いままなのが心地よかったです。
生まれ変わったみたいにかんじました。
奥底がすっからかんに感じるけど徹底的に癒しきりたいと思い、それにぴったりだと感じたセレナイトをいつも胸に置いて、目を閉じて無になりました。
セレナイトが澄んだ気を静かに心の奥深くに届けてくれて、わたしのなかに残る涙のカケラをくりかえしくりかえしクリーニングして清らかに整えてくれました。
内側も外側も優しいエネルギーで包んでくれました。

エンジェルシリカからのメッセージはこのように過ごしていた日々の後にいただきました。
FieldStonesより2024年5月
エンジェルシリカからいただいたリーディングメッセージ
『私はあなたが長い間持ち続けていた葛藤、怒り、後悔をひとつひとつ溶かして行きます。
全てのことに意味、そしてタイミングがありました。
あなたが体験して来たことは決して無駄ではなく、むしろ同じように苦しむ人に気づきを与えるきっかけとなるでしょう。
自分に優しくなれた今だからこそ、誰かにとって救いとなる言葉を届けることが出来るでしょう。』

リーディングメッセージに、『自分に優しくなれた今だからこそ』って書いてあるのがうれしくて泣けました。
わたしは優しい人になりたいって思っていたし、自分に優しくなりたい、とも思っていたから、リーディングメッセージにそう言ってもらえてうれしかったです。
奥底のすっきりした空間に石からの言葉が沁み込みました。

リーディングメッセージっていつもHanaさんが、お待たせしてすみませんって言うけれど、そうではないって思います。
いつもベストタイミングに意味深い内容をいただけています。
石を迎えてから起きたことにぴったりな内容にいつもすごく感心しています。
だからタイミングも最初から決まっている、って思っています。
そして今回も自分がかなり落ち着いたタイミングで、自分の成長もしっかり感じたあとにこのようなメッセージをいただいたから言葉をしっかりと受けとめて、心をかなり鎮めて安定させてくれました

取り乱したけど、あんなことがあったおかげで本当にわたしの心の奥底が吹き飛ばされて一掃されました。
ものすごく大きなエネルギーの人が、ものすごく大きな深い愛でわたしと魂的に関わってくれたのだとあとから思うことができました。
やっぱりご縁があったと思います。
いつか夢に見たその人のエネルギーの大きさならその人にはこんなふしぎな愛の関わりかたが可能だ、とふしぎに納得できるふしぎさがその人にはありました。
おかげでわたしは自分を信じるきもちを取り戻しました。

でももしもわたしが自信を失ってしまっても、それはわたしとわたしの内側との信頼関係の話だから、その人は関係ありません。
自分を信じる、っていうわたしの責任と課題の話です。
責任転嫁してはいけない。このだいじなことも淡々と理解できて良かったです。

そして決定的に子どものころと違ったのは、わたしは悪くない、と全体を見た人がはっきり言ってくれたこと。
このシンプルな言葉も憤りのなかわたしの心に届きました。
子ども時代にそんなふうに言ってくれる人はいませんでした。
『どうして分かってくれないの!』ってわたしはいつも深くキズついていたから。
でも今回はわたしのわたしらしさを分かってくれる人がいました。
このことが、わたしが今までいた世界とは違う世界に今はいる、ということをはっきりと実感させてくれたのでした。
どうせだれも分かってくれない、という深く大きなキズが癒されて、このことにもものすごく感謝しました。

忘れたところからの深い癒しの連続に、エンジェルシリカのチカラを体験しました。
なんとなく惹かれた初めての石だったけど、やはり惹かれる出逢いは意味があります!
迎えてよかった、って思います。
エンジェルシリカからメッセージを欲しいと思うけど、小さなエンジェルシリカだったからリーディングメッセージをいただく価格の条件に合わせるために同時に迎えたほかの石たちも今の自分に必要と感じる石を真剣に選りすぐりました。
みんなが強力にわたしをなぐさめてくれたし、なんとなく『石が欲しい』と思うタイミングも含めてみんな意味があるなぁ、って思います。
自分と繋がってちゃんと石を選んだ感覚もまた自分を信じることそのものです。
そのたいせつさもあらためて感じました。

大変だったけど、この出来事が区切りとなるほどわたしが大きく変わる出来事になりました。
わたしの冷静に俯瞰するチカラと、広がる内観力を持つこんな自分の存在に意味と自信を感じた、たいせつな出来事になりました。


記事の中に出てきた波動の法則はこちら


 
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