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第三章天然石と内観19

内観のやり方

第三章天然石と内観19

『考えるということ』

内観でも現実創造でも『考えて言葉にする』ということがたいせつです。
自分はどうなるとしあわせなのか。自分の望みはなんなのか。
言葉にできて具体的な目標となり、現実味が増してリアルになります。
そしたらその攻略法を考えますよね!
どんな行動が必要か考えて具体的に動きだせます。
考える、ということは学歴などの頭の良さとはまったく関係ありません。

不満やストレスを抱えて生きている人は多いです。
考えるべきを考えて解決しないからそうなります。
考えるチカラがあると日頃からそれらに向き合い解決するクセがつくでしょう。
考える人の人生は工夫や変化に富むと思います。

考える、ってなにを考えるの?
それはいちばん考えなくてはいけない自分について考えるのです。
自分を知って、自分の問題を知って自分に合うように変えるところは変えて、ストレスや違和感を減らせます。
そうすると今よりラクに生きられます。
または自分の願いを知って、それが叶うよう自分を導いていけます。

自分はどんな人?って考えてみる。
自分についてどんどん言葉にしてほしいです。
みんなそれぞれの豊かな内面をしています。だからまちがいも比較もありません。
勉強ができるできないではなくて、自分はこんなことが好きで、これをしているときが楽しくて、こういうことには怒るし、これはキライ。ニガテだ。
そんなふうに表面的にも隅々まで言葉にするとあらためて自分を思いだして知る感覚になると思います。
このように時間を作り、考えて、思ってみたから見えた具体的な自分です。

自分に興味を持って深掘りしましょう!好き、楽しい、怒り、悲しい、キライ、ニガテ、も細かく言葉にします。
そうするうちにふだん考えない自分というキャラクターが立体的になってきます。
細かく言葉にする過程でいろんな思い出がよみがえると思います。
そうすると豊かな感情を感じるでしょう。
感情を含めたいろんな自分どんどんつながってください。
自分らしさを感じると思います。
自分らしさを掴めてくると、現実の現状に違和感を感じませんか?
現状は自分らしく生きられていますか?
もしも違和感やストレスを感じることが分かったらそれらを解決してほしいです。
それを、考える。

この『考える』ということに、みんな大きな壁があるって思います。無意識に拒否するかんじ。急に目を逸らされて目が合わなくなるかんじ。
日々は忙しくて、年齢も性別も立場も関係なくみんな時間に追われています。
ただでさえ家族や仕事のことを考えなくてはならず、自分について考える時間など無いんです。
自分について考えることがたいせつだ、などと言われてもそんなことをする時間がありません。
しかも考える内容が目を逸らしている『自分』についてだから面倒ですよね。
自分について考えなくても今のまま忙しいままストレスだらけでも生きていけるのに、どうしてわざわざ自分の問題を見ないといけないのか。
深掘りをしないといけないのか。
そこがしんどいですよね。
忙しい日々の少しの時間には楽しい動画を見て気分を晴らしたいのに、真摯に自分に向き合うなど気力がとても湧かないかもしれません。
それに、なにからどう考えたらいいのか、疲れた頭ではそれを考えることも難しい。
考える必要性を感じた人ですらこのへんで考える壁を超えられないのかも、って思います。
そこでわたしの出番です♪

あなたはなにが問題なの?
あなたはどうしたいの?

これをシンプルに言語化します。
ムスメが小学六年生あたりでストレスだらけになったときがありました。
学校で反抗期という言葉を習ったのもあり、堂々と家でもずっと不機嫌にため息をつき、ふてくされていました。
反抗期ってそんなもの、と親のわたしも思います。
思うけれど、しんどそうなムスメを見ていて、これでいいのかなぁ、ってわたしは考えました。
それでムスメと話し、わたしの考えを伝えました。

反抗期やストレスってわたしも覚えがあるから分かるけど、学校でも家でも不満だらけでふてくされているのはきみ自身がしんどいでしょう。すごく疲れると思う。
そこで提案なんだけど、解決できる問題は解決してストレスを小さくしようよ。ってそう話しました。
今、怒りや不満がぐちゃぐちゃになっていると思うけど、そのままストレス発散!って遊んでもなんにも解決しないことは分かるでしょう?
わたしはきみのストレス自体を軽くしてあげたい。
だいすきなごはんを今までみたいににこにこ食べたい?
家でくつろぎたい?
これにムスメがうなずいたから、自分のストレスについて考えてもらいました。

学校のことはわたしには変えられないけど、家に関することは全力で対応します!とわたしは約束しました。
ストレスの全体はぐちゃぐちゃになってるだろうけど、ひとつひとつほどいてみてね。
そうムスメに言うとムスメはストレスを言葉にし始めました。
学校は面白くないし、先生にも親にも腹が立つ。田舎なことにも腹が立つ。
学校は勉強が面白くないし先生が言うことは矛盾してる。(全然個性は認められないのに個性って言うところ、みんな『同じ』を目指させられる生徒像や将来像の押し付けにムスメは怒っていました。)
家は部屋が無いところ。ひとりになれないところ。
いつもいつも『早くしなよ』って言ってきて急がせるところ。
なるほど、と思いました。
田舎なことは変えられない。そして引越しは物件が無くてずっと小さな一軒家を借りているままでした。
だけど今すぐ全力で今より良くしよう、と相談しました。
家族の視線にさらされすぎないような配置で机や物を置いてムスメの居場所を作りました。
ひとりっ子だから親の注意や関心がどうしても集中するけど、それをこちらは意識してゆるめるね、とわたしは言いました。
ムスメは小さいころからマイペースで集合時間に遅れがちで班の子をいつも待たせていました。だから親としては朝から口うるさくなっていました。仕方ないけど、かなりうるさかったみたい。
言うのをやめる、と話しました。
言わなくなる代わりに自分でちゃんとやるんだよ、って話しました。
家ではくつろぎたいよね。
わたしに抱きついて充電してくるムスメだけど、それもしたいって言う。
そして家ではにこにこしていたい。猫とまったりしたい。
学校は大変かもしれないけど、家では休みたい。って言いました。

このように思春期、反抗期の子でもストレスをほどいて考えることができました。
これはオトナもみんな同じだと思うんです。
自分について考える、っていうのはこのように解決できる問題は案外簡単に解決できる、と気づけて問題を解消できます。
ストレスという漠然としたひとかたまりを抱えずに、ひとつひとつを言葉に直すとわりとほどけます。
そのなかから解決できるものは解決して、問題が減っていくと心が軽くなりエネルギーが戻ります。
その戻ったエネルギーで、もう少し大きな問題に向き合えます。その気力を増やすことになります。

考えることで、自分と繋がることと現実創造も叶います。
自分から出てきた思いつきを現実にするために、まず自分がなにをひらめいたのか言葉にしていきます。
自由な発想からそれを現実可能にする手順をひとつひとつ細かくリアルな言葉にできるほど想像したものが現実になる確率は増すし、創造されるチカラも増します。
想像力も創造力もみんな持っています。
なににも捉われていなかった子どものころに自由奔放なことを言ったり、やったりして、まわりの人に驚かれたり笑われたりしたこと。
オトナが見て理解不能でもその子がいっしょうけんめい夢中になってやっていたらそれを成し遂げてしまうパワーもあります。
その自由な発想と思考がその人が持つ魂の色、チカラそのものなんです。
子どもの頃に自分らしく輝いていたエネルギーと今も繋がっているんです。
自分には今も、豊かな発想力や想像力、創造力もあります。
忘れているだけです。

小さな頃は人と違っていても気にしません。
だけどまわりの人の存在が気になりはじめたり、身近なだれかのふいなひとことで、自分の変わっているところを気にするようになっていきます。
わたしたちが通った学校という場所が、みんな同じ服を着て同じ行動をして、こんなことをすると褒められる、テストが書けると褒められる、など偏った共通の価値観のなかで強制的に比べられます。
そして、できていないと叱られる。
できないことをできるまで努力させられる。
自分はできない、ダメなやつだ、と思い込まされて魂本来の豊かな色もその人らしいエネルギーも奪われて忘れられてしまう。

これが今だとして、今からはそれを思いだすんです。
人と違っていても平気だったところに持ってうまれたあなたらしい魂が感じられます。
どうやって思いだしたらいいと思う?

それもむずかしく考える必要はありません。
子どものころに好きだったこと、夢中になったこと。
無邪気に『将来の夢』に記入していた具体的な職業を目指すのはやめたかもしれないけれど、今も本当は、時間があったら、お金があったら、叶うならやりたいなって思っていること。
それを感じて思いだしてください。
今もワクワクしてくるならそのワクワクした感情をたいせつにしてください。
そこに本当の自分がいます。
考えることにより出逢えた自分の願いをオトナになった今の自分はもっと知識があるから、考えて叶えていく現実的な実行力があるんです。
人生いつだって、思いだした今が自分のベストタイミング♪
波に乗りましょう!

叶える思考は、
おなかすいたな、どうしよう?
なにか食べる。なにを食べる?
食べに行く?作る?
食べるものはなんでもいいのか、それの質を高めて理想のものを食べるか。
選択肢はたくさんあるけれど、そのなかから自分の満足が高い選択をします。
食べるものでも着るものでも、どんどん理想に近づくと現実が自分の理想のほうに変わっていきます。
それがそのままあなたの質になります。
叶えたいなら本気で自分がしあわせになる最高の選択をします。
この連続で叶っていきます。

これらを理解して今自分の現状を客観的に見回してください。
自分らしくないとか、理想と違うと感じるところを解決してください。
時間がかかってもコツコツと自分を感じ、自分に合った世界を創ってください。
この意識で考えていくとかなり現実の自分の居場所は居心地良くなりストレスは激減します。
数多くある小さなプチストレスほど向き合って解消してくださいね。
深呼吸できるようになります。

考えるといえば前回書いた社長さんの『波動の法則』のね、波動が高いという内容が自分にとってはどんな状態が波動が高いというのか、自分の場合はどうか、を考えるのも良いと思います。
波動が高いという喜びや楽しさや感動があるのは共通だけど、自分の場合はどのようになると、波動高い感情を味わうかはひとりひとり違うと思います。
自分が波動高く満たされるのはどんなとき?
がむしゃらに働く喜びの人もいるし、わたしみたいに安心してリラックスしていたい、ちゃんと食べて楽しく暮らし、たくさん眠りたい、ということが満ちる人もいます。
必要な体験をしてきたこれまでの人生がヒントとなってその答えが見つかります。

自分とは?って考えるのは忙しい日々のなかたいへんだけど、命の時間を『よく分からないままよく分からない存在に食い潰されないように』って思います。
ただただ命を消費しないように。
自分の本当の願いを叶える生きかたをするために考えましょう。

自分について分からないかもしれなくても、自分について考え始めたときから自分への道が始まります。
だから『自分について考える』この扉の地点に立つことがたいせつです。
ぜひ一歩ずつ、少しずつ考えながら思考を進めてください。
自分について考え始めてしまうと自分が思うほど面倒ではありません。
だって本当は自分はすべてを知っていながら自分に向かっていくからです。
楽しくなると思います。

やりたいこと、やめたいこと、自分らしくないことなどを感じて言葉にして行動してください。
自分をしあわせにするために考えてみてくださいね。
家族より仕事より大事なことです。

波動が高い感情の、あなたのしあわせはどんなでしょうか?
これからの人生を変える質問です。
自分のために考えてくださいね♡


 
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