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第二章内観を進めるポイント1

内観のやり方

第二章内観を進めるポイント1

『深掘りして内観の本当のテーマに出会う』

深掘りや内観ってむずかしいって思っている人はそのイメージを手放してほしいなぁと思って書きます。

これを読んでる人はきっと天然石を持っている石好きな人ですよね♡
すっごく好きな石はある?それはどうして?
どうしてこの石を選んだの?
どんなところに惹かれたの?
どんな願いを託してる?
惹かれる効果の言葉はある?
または色。色にも意味がある。なぜだか急になじみのない色の石を選んだりする。
今まで気になったことのない種類の石を急に気になったりして。どういう心境の変化だろうって自問自答する。
石がきれい、で終わらずに『内観』にまで意識が向いているのは『どうして』だろう?

自分自身についても好きなところやキライなところ、ニガテなことなどぜんぶに『どうして』と理由を掘っていきます。
『なんとなく』をやめてちゃんと考えてみると答えが出てくるものです。
怖いこともどうして怖いのだろう?
不安なこともどうして不安なんだろう?
自然に気になる事柄に対して、どうして、とひとつ深くに問うことのくりかえしで内観が進んでいきます。
子どものころからずっと怖いと思っていたことをあらためてどうしてなのか考え直してみると、今の自分は怖くないかもしれません。
思いこみって強力です。思ってしまっているままなことを解き放てるかもしれません。
内観期間が長くなると物事の感じかたが変わってきます。
今まで気になっていたことが気にならなくなったり、ふと思うことが変わったりします。
それも、どうしてだろう?って向きあってみると、自分の自我が薄くなったなど自分の変化を実感できることにつながります。

問題をいくつも抱えている人は、その問題は自分のことですか?って考えてみてほしいです。
家族や人の問題で悩んでいませんか?
自分のこととそれ以外を区別したら問題がかなり減るかもしれません。
未来の不安も省きます。未来のことはまだ起きていないから心配することはありません。
意識が向かう先を自分のことだけにするといいです。
向きあえていない過去や向きあうべき自分が見えやすくなります。
心のなかが整理されていくと内観するべき自分のテーマが浮かんで見えやすくなると思います。

内観の入り口が、どうして、という思いもよらぬ方向から押し寄せることがあります。
わたしの場合は小学校の同窓会の連絡のハガキを転送するね、と親から連絡があったことでした。
わたしはそのころ頻繁に熱を出していてそれどころではなく、転送されてきたハガキもほとんど触りませんでした。
子ども時代など永遠に忘れていたかったから興味がありませんでした。
だけど体力も気力も無くずっと倒れているようなときの『小学校』っていうキーワードで、ゆっくりと子ども時代の記憶が浮かび上がるようになりました。
小学校の建物ってどんなんだったっけ?とふと思うままに小学校名を検索しました。
そしたら偶然同級生のブログを見つけたのでした。
その子との初対面の思い出が急にぶわぁっと蘇りました。
その子が配られたばかりのクラス名簿を持って、お互いの家族の共通点について発見したことを話しかけてきた。その変わった会話が面白く印象的だったから偶然覚えていたんです。
そのときのその子の声や笑顔まで会話を細かく思いだしました。
発見したブログを少し読んでみたら精神的なとても良いことばかり書いてあって、時折出てくるご両親もすごく立派な人たちだと知ることができました
子ども時代から30年過ぎていました。
同級生だからおなじ時間を生きてきたのにこの内面の成長の差が本当にショックでした。
その子はすばらしく成長している。
比べてわたしはどうなの?って、わたしの成長してなさを嘆きました。
わたしの人生どうなってる?って初めて思いました。
わたしも成長できる?
わたしも楽しく生きられるのかな?
って、『小学校』のキーワードから思考がふくらみました。
内観のスイッチがたくさん入り、子ども時代を癒して自分を取り戻すというわたしの内観テーマの大きな扉が開きました。

このとき2017年。『自分』をテーマに生き直しが始まりました。
見た夢や響いたメッセージなどインスタグラムや手帳にメモをし始めました。
自分の内側から出てくるモノは自分の想いです。
内観の日々が年月になったとき、ふとしたきっかけでメモをふりかえると、あのときあんなことを考えていたんだな、今ならこんなふうに思う、など自分の成長や視野の広がりを感じられました。
またメモは点ですが、年月としてふりかえると点がつながり線になって、あらためて自分の内観のテーマが掴みやすくなります。
気にしていたりこだわることの共通点が見つけられます。
書いて読んで客観視できると自分の思考のクセやパターンにも気づきます。
思いこむ過去を作ってきた『偏り』を手放せます。

内観をしながらその同級生の立派なご両親と自分の親を比べてしまい、わたしの場合は親に対する怒りが込み上げました。
なんであんなにわたしをムシできたのかな。
なんでせめてふつうに育ててくれなかったのかな。
だからわたしは生きづらくて人生を楽しめなくてめちゃくちゃなんだよ!って怒りや悔しさを親にぶつけました。
怒りの向こうには、わたしの話を聞いてよって叫ぶわたしがいるなぁと思いました。
わたしがわたしの話を聞きはじめると、わたしのなかの『わたし』がどんどん声をあげはじめました。

現状にも怒りはじめました。
いつも夫や子どもの身支度の世話をして忘れ物が無いように気を配ってみんなが散らかしたモノを片付けて掃除してごはん作ってあっというまにくたびれて1日が終わる。
そして夫が帰宅したらゲームをするから常にニガテな音が聞こえてうるさい!
うるさいことにとらわれて全然休まらないのに頭のなかは夫と子どもの予定表で常にいっぱいです。
夫や子どもはわたしのサポートがあってスムーズに日常をこなしているけれど、わたしは?わたしのサポートは?って思いました。
わたしの時間ぜんぜん無いんだけど!!って気づきました。
わたしは『わたし』を生きられてない!
そんな焦りを感じました。
自分の頭にかかりすぎている負担を整理して、わたしの、夫の、子どもの、って分類し2人の分は返しました。
少し軽くなった頭で、主婦ってなんだろう、って考える時間がやっと作れました。
無償の愛を家族に与えるみたいな美化までされて過酷な影の『下働き』って思いました。
そんなのイヤだ!!
自分のことを考えて自分の人生生きたいよ!!
ってはっきり思いました。
昔からイライラして病気のときも家事をする母を見て、そんなにしんどいならやめたらいいのに、って思ったのを思いだしました。気づけば母にそっくりなわたしがいました。
『小学校』をきっかけに自分の現状を認識し、忘れていた子ども時代の母とつながって少し過去のフタが開いてしまいました。
すごい頭痛がして寝込みました。
今までならそれでも家事をし続けたけど、このときは母を反面教師にしてちゃんと寝込むことをしました。

そしてまもなく天然石に導かれる夢を見るのですが、それまではこんなふうに自分を取り巻く環境を客観視しては整理するものでした。
これを読んでくださっている人それぞれの環境はみんな細かく違って唯一なものです。
だから自分で俯瞰して気づき考えるしかありません。
わたしは主婦じゃないからこの文章は関係ないわ、ということではありません。
抱えている問題の数段深くにたどりついていく過程はみんな似ていると思います。
問題無さそうに思えてもなにか訴えている自分の内側の声に気づきかけているからFieldStonesに導かれ、今これを読んでいるのだと思います。
自分と対話するタイミングが訪れたということです。

FieldStonesに出逢ってから社長さんの魂の投稿が始まりました。
日々それを読むことで内観がさらに深まり、内観の矢印がもうまわりに向かず『自分の魂』にしっかり向きました。
自分は主婦である、なんて頭から消えました。
わたしはわたしである。
この前提で、どうやって命を燃やして生きていくのか、ということに集中してまっすぐ考えられるようになりました。
自分というものがからっぽなのだから、家族の世話をしているどころではないのです。
まず自分をなんとかしなくては、ととてもまともに判断しました。
そんなタイミングで出逢う石や社長さんの投稿はシンクロとメッセージにあふれていました。
『偶然』や『どうしてか惹かれる』ようなことや、想いを綴ったメモや手帳をなぜか読み返したくなるなどそういうこともまた『ふと思った』ときにはシンクロなので実行してほしいです。
自分にだけ分かるつながりが突然見えたりします。
これがまた魂に向かい内観を深く進ませます。

わたしはむかしから紫色が好きです。2022年にFieldStonesに出逢うきっかけはアメジストに目が引き寄せられたからでした。
しかも知らなかったけどアメジストの効果に『安眠』って書いてあって不眠歴の長いわたしは驚きました。
わたしは不眠があたりまえすぎて今さら不眠に悩むということはなかったけど、『安眠』と書いてあるのをみたら、当たってる、と思いました。
だいすきな紫色のアメジストは安眠の石なのか、眠れるのかな、眠りたいなぁ、ってそのとき初めて不眠に対する思考が動きました。
なぜか惹かれた水色のセレスタイトは今思うと『言いたいことがたくさんあったから』って思います。
言うだけではなく、思うということも、わたしはいつも言葉を押さえて飲み込んできたからです。
セレスタイトの透明な水の色に心の詰まりが溶けていくかんじがしました。
惹かれる石を『鏡』にすると封された深くの自分の想いが映しだされます。
これも内観の入り口です

安眠のアメジストや喉のチャクラに対応したセレスタイト。
夫のうるささに睡眠も休憩もジャマされてイライラがピークだったこと。
結果的にわたしは夫に静かに過ごしたいとちゃんと話せたし、それで家庭内が整い静かに眠れる環境を手に入れて朝まで熟睡しています。
がんばりすぎていた家事をたくさんやめて自分が楽しむ時間を作りました。
内観的にもむかしの親に対して言いたいことを書くカタチで言葉にして吐きだしました。
これで心が解放されすっきりしたし、もう怒りやイライラのエネルギーに消耗することが無くなりました。
あとからつながりが見えて気づいたけれど、わたしの魂はゆるんでリラックスしたかったんだなぁって思いました。
わたしの魂はリラックスしていろいろ感じることを楽しみたいのでした。
そして子どものように安心して遊んだり、ただ過ごすことをしていたいのでした。
ここにたどり着くなんて、こんなこと内観のはじまりにはぜんぜん分からなかったです!
あきらめず、コツコツと気になることを放置せず向き合ったからでした。
振り返ればすでに何年も前からのシンクロに満ちて、導きとなる人や出来事、必要な石や文章に出逢っているなぁ、って魂の大きなチカラに感動します。

あなたもわたしも唯一の魂。
長い長い魂の転生のなかでは今世さらに本当に唯一の存在として生きている時間です。
こんな貴重な命をどうやって生きますか?
魂を喜ばせることはつまり自分が心の底から本当に喜びを感じる生き方をするということ。
内観により深く深く自分の内側を探り真のテーマを持つ魂につながり、本来の自分を生きることにつなげてほしいって愛をこめて祈ります。

 
 
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章子さんと共著しました、書籍「石たちに導かれて 体験編」はこちら