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そして、現実が動きはじめる|三つの変化・その三

社長コラム

そして、現実が動きはじめる|三つの変化・その三

静けさが訪れ(第7話)、主従が逆転して自分が主に戻る(第8話)。その先で、三つ目の変化が起こります。現実が、動きはじめるのです。今日は第3章「三つの変化」の、最後のお話です。

先に、誤解をほどいておきます

「覚醒すると現実が動く」と書くと、「願えば叶うという話ね」「引き寄せでしょう」と聞こえるかもしれません。違います。むしろ逆です。私が言う「現実が動く」は、念じれば棚からぼた餅、という話ではありません。水晶に願いを込めたら宝くじが当たる、でもない。そんな魔法は起きません。現実が動くのは、あなたが動くからです。動くのは、あなた。では、その「動く力」はどこから来るのか。今日の話は、すべてそこに尽きます。

魂は、お日様のように、方向を指している

頭の中が静かになると、前回お話しした「魂の声」が自然に聞こえるようになります。そして覚醒を起こすと、やかましく騒ぎ立てる「自我」に翻弄されなくなります。魂は、あれこれ命令してきません。ただ、お日様のように、あなたが生きるべき方向を静かに指し示しているだけです。明るいほうを照らしている。面白いのはここからで、その方向へ実際に進もうとしたとき、魂は追い風のような作用をします。向かい風の中を進むのはしんどく、一歩ごとに消耗する。けれど魂の指す方向に進むときは、背中を押される感覚がある。同じ努力でも、進む距離が違うのです。なぜなら、その方向に進むときには、喜びと感動がもたらされるから。そしてこの「喜びと感動」こそが、現実を動かす本当のエンジンになります。

感動と情熱が、活力をくれる

魂の方向に進むと、心が動きます。感動する。情熱が湧く。「これがやりたかったんだ」という、あの感覚。この感動と情熱が、とてつもない活力を生みます。身も蓋もない言い方をすれば、人は誰よりも努力したから成功するのです。魔法でも運でもない。地道な努力の総量が、現実を動かす。これは元エンジニアの私が、いちばん信じていることでもあります。では、その「誰よりも努力する」原動力はどこから来るのか。魂です。魂の方向に進んでいるとき、人は努力を努力と感じないほど粘れる。だから現実が動く。順番はいつもこうです。魂が方向を照らす→情熱が湧く→誰よりも動ける→現実が動く。

「お金が欲しいだけ」だと、なぜ続かないのか

ここがいちばん大事なところです。たとえば動機が「お金が欲しい」だけだったら、ちょっと面倒なことが起きただけで嫌になりませんか。クレームが来た、思ったより売れない、手間がかかる——その程度で心が折れてしまう。けれど魂の目的に沿って生きているときは違います。どんな困難が来ても「乗り越えてやる」と粘れる。それが、本心からやりたいことだからです。お金は“結果”であって“目的”ではない。目的が魂と繋がっているから、折れない。同じ努力でも、お金のための努力はすり減り、魂のための努力は燃料が尽きない。この差が、最終的に現実を動かせるかどうかを分けるのだと、私は思っています。

私の場合

これは私自身の体感の一例です。絶望のどん底にいた頃、私はすがるように水晶を手に取りました。すると、ざわついていた心が少しずつ静まっていった。その静けさの中で、私は主従逆転を——覚醒を、体験しました。すると不思議なことに、魂の声に自然に従えるようになったのです。そして私は、人生で最も恐れていたこと、定職を失うという、いちばん大きなリスクを自分から冒しました。天然石ショップの経営に乗り出したのです。普通なら、定年間際のおじさんが絶対に選ばない道です。でも、怖さより「やりたい」が勝っていた。感動の赴くまま、一心不乱に働きました。そうしたら、一定の成功を得ることができた。定年を目前にしたおじさんにとって、これはまさに“奇跡”の体験でした。けれど振り返れば、奇跡などではなく、順番どおりだったのです。静けさ→覚醒→魂の声→その方向へ誰よりも動いた。だから現実が動いた。それだけのこと。(このどん底で何があったのかは、いつか別の回で。)

ただし、これだけは

「魂の方向に進めば現実が動く」。これを「動かないのは努力が足りないからだ」「魂に沿っていないからだ」と、自分を責める材料にしないでください。それはまったく違います。“動く”は大成功とは限りません。半歩でいい。昨日と少し違う方向に足が向いた、それだけでもう動いています。すぐに結果が出ない時期も必ずある。けれど方向さえ合っていれば、その時間はぜんぶ無駄ではありません。土の中で、根が伸びているだけ。急がなくていいのです。これも体感の一例ですが、魂の方向を見失いそうなとき、静かな水晶を手にすると、ざわつきが鎮まって、お日様の光がまた見えてくることがあります。水晶が方向を決めてくれるわけではありません。曇った日に、雲の切れ間を待つように。古くから水晶が「心を映す石」と伝えられてきたのも、こういうことなのかもしれません。静けさ、覚醒、そして動きはじめる現実。これが私の体験した「三つの変化」です。魔法はどこにもありませんでした。あったのは、自分の中のお日様だけ。主役は、いつだってあなたです。


あなたの中の、お日様の隣に

FieldStonesでは、効能をうたわず、手のひらで静かに馴染む水晶を一つひとつ選んでご紹介しています。ざわつきが鎮まり、自分の進む方向が、また見えてくる——そんな時間の隣に。

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